2015/06/23

シンプルにこだわりたい。「吊り編み刺繍ポケットTシャツ」



現在、ヴィンテージとされている70年代以前のTシャツやカットソーを編み上げていた「吊り編み機」と呼ばれる筒状に生地を編み上げる旧式の編み機で生産したTシャツ「吊り編みTシャツ」。



かつては世界中で使われていた「吊り編み機」も、大量生産できる機械の登場で生産現場から姿を消し、現在では世界の中で唯一和歌山県でのみ稼動しています。

「吊り編み機」で編み上げられた生地は、天井から吊られた機械と糸によって、糸と生地そのものの重さを利用し、生地に余分なテンションをかけず、ゆっくりと時間をかけることで空気も一緒に編みこんだような、程よいムラ感のある独特の風合の生地に仕上がるのが特徴です。



その耐久性と質感は、40年以上前のTシャツが、いまだにヴィンテージ市場で扱われ、現在も現役として着ることができるという事実からも明らかです。
いわば「吊り編みTシャツ」は、ヴィンテージTシャツをそのまま新品として着られる醍醐味が備わっているといっても過言ではありません。勿論、細かい縫製などもヴィンテージと同じ仕様で構成されています。

中でも、今年夏本番を目の前に好評なのが「吊り編み刺繍ポケットTシャツ」




「吊り編み」の素材感を存分に生かしながら、胸ポケットを配し、ジーンズブランドらしい得意のチェーン刺繍でブランドネームをあしらったTシャツです。

シンプルでありながら、吊り編み素材感が、明らかに普通のTシャツではない、独特の雰囲気を醸し出します。