2014/09/18

ダルチ映画館 第2回「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」

こんにちは、WEBスタッフのヒサタニです。

ジーンズやファッション、アメリカンカルチャーにちなんだ映画をご紹介する不定期連載企画「ダルチ映画館」。
1回で終わることなく、第2回もしっかり書かせて頂きます!

今回ご紹介させて頂くのは、現在公開中の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」です。

スパイダーマン、X-MEN、アイアンマン、キャプテン・アメリカ等で知られるマーベル・コミックスによる所謂「アメコミ・ヒーロー映画」の最新シリーズです。
幼くして地球から誘拐され、宇宙のトレジャーハンターとして生きる主人公。巨万の富を夢見て、パワーストーン「オーブ」を盗み出すが、銀河を滅亡させるほどの恐ろしい力を持つオーブを狙う悪党たちから追われる羽目に。
それをきっかけに、危機また危機の冒険と、宇宙存亡を懸けた戦いに巻き込まれていく――。

ストーリーは、これ以上ないくらい王道なSF活劇といった感じですが、主人公を含め登場キャラクターがとにかく魅力的!
女ったらしのプレイボーイである主人公に、敵側から逃げてきた女暗殺者、めっぽう口の悪い天才アライグマ、どんな形にも姿を変えられる樹木型宇宙人、冗談の通じない中身も外見も石アタマの怪力宇宙人、とまあ一癖も二癖もあるならず者たちが、いがみ合いながらも協力していく様は、ここで私が四の五の言うまでもなく最高に面白いです!

これだけなら「おい、おい、どこがアメリカンカルチャーにちなんだ映画なんだよ!」と、ツッコミを頂きそうなものですが、実はそここそがこの映画の重要な肝!

劇中、1988年に地球から誘拐された主人公が大人になり、唯一遠い故郷を思い出す重要なツールとして登場するのが、88年当時のウォークマン。

あの懐かしい、お弁当箱ほどのでっかいウォークマンに残されたカセットテープに入っているのは、ジャクソン5「帰ってほしいの」、デヴィッド・ボウイ「月世界の白昼夢」といった一般的な有名どころから、10cc「I'M NOT IN LOVE」、ザ・ランナウェイズ「チェリー・ボム」、マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル「Ain't No Mountain High Enough」といった、音楽オジサン垂涎の70~80年代アメリカンポップスの名曲たち。

一見SF映画の挿入歌らしからぬ、こうしたアメリカンポップス使いが斬新でありながら、物語的にも重要な意味を持ちます。銀河をバックに遠い故郷(地球)に思いをはせながら大切にウォークマンを聴く主人公の姿に涙です!

壮大なスケール感、敵味方問わずのキャラ立ち、アガる戦闘シーン、そして最高の音楽使い。世代を問わず楽しめる映画ですが、とくにお子さんたちの新しい世代にとっての「スターウォーズ」になるといっても過言ではないくらい、魅力に溢れた映画です。

普段映画を見ない方も、今年何か1本観るなら、間違いなく「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」をお勧めします!



映画を観た後は、是非ダ・ルチザンにもお立ち寄り下さい!


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期間:2014年9月20日(土)~9月30日(火)

期間中に直営店(大阪・東京)、公式通販にて秋の新作アイテムを含め合計10,000円(税込)以上ご購入頂いたお客様に、ダ・ルチザンのオリジナル・キーホルダーをプレゼント。

※数に限りがございますので、無くなり次第終了とさせて頂きます。