以前にもチラッと書かせて頂いたのですが、ワタクシ唯一ともいえる趣味が映画でございます。
毎日こうしてブログを書かせて頂いてますので、折角なら月に何度かくらいは(僭越ながら)オススメの映画をご紹介できればと思っております。
とは言っても、ただ単に私の好きな映画についてだけ書くと毎回アメコミ映画とジャッキー・チェンの映画になってしまいますので、ここではジーンズやファッション、アメリカンカルチャーにちなんだ映画をご紹介できればと思います。
観たことのある方も、ない方も、箸休め的に楽しんで頂けると嬉しいです。
題しまして「ダルチ映画館」シリーズ 第1回は「ロード・オブ・ドッグ・タウン」をご紹介!
70年代後半に、それまで牧歌的なファミリースポーツだった「スケートボード」を、現在まで脈々と受け継がれるエクストリームなカルチャーに押し上げたと言われる“Z-BOYS”のオリジナルメンバー3人の栄光と戸惑い、瑞々しくも切ない友情の日々を綴った青春ドラマです。
まず映画的な見所は、それぞれに事情を抱えた3人の少年とその仲間たちが、スケボーで街を駆け抜ける疾走感溢れるスケートシーン。映像の心地良さは勿論ですが、その一瞬だけ全てのしがらみから解き放たれる若者たち。この一瞬の輝きこそ人生における青春そのものであり、その後彼らが運命に翻弄されていくからこそ、余計に美しく切ない!(2度目以降の鑑賞は号泣です。)
実話ベース、というよりスケボー好きには伝説的存在である“Z-BOYS”のメンバー本人たちがスタッフとしてクレジットされていますので、ファッションのデティールを含め、当時や空気感がリアルに凝縮されています。
70年代の西海岸を舞台としていますので、70年代的なブーツカットやベルボトムのジーンズを穿いている子達や、ガンガンに穿き倒してメチャメチャいい味を出しているジーンズのリアルさ、アロハシャツを着た胡散臭い大人(ダークナイトのジョーカーを演じた名優ヒース・レジャーが名演)たちなど、着ている物に注目して観るのも楽しい作品です。
若き日のエミルー・ハーシュ演じる「ジェイ」のネルシャツの着こなしにも注目!
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