2014/04/17

吊り編みとは、、、

昨日のブログで上げました、35周年Tシャツの素材の吊り編みのお話です。

吊り編みのTシャツの素材を作る吊り編み機は

天井から吊るされたこの機械で編む為、日本ではそう呼ばれています。



吊り編み機は、

明治の終わりから大正の始めにかけてヨーロッパから日本に伝えられた丸編み機の原点で、
本来は高級肌着の生地を編むためのものでした

吊り編み機は、糸に余分なテンションをかけず、糸をリラックスさせた状態でゆっくりと丁寧に生地を編み上げます。

このため、糸そのものの柔らかな風合いがそのまま生かされた、ふっくらとした風合いの生地が出来上がるのです。

糸が自重でのみ下がっていく為、糸を引っ張らずテンションをかからず、
リラックスした状態の糸が空気とともに編まれていき、
糸そのものの風合いがそのまま生かされた柔らかな生地ができます。


洗濯を繰り返すうちにゴワゴワになってしまうことがないのも大きな特長です。

しかし残念なことに、その生産性の低さと高いコストのために、吊り編み機は日本でもごくわずかな工場にしか残っていません。

また、長年の経験と勘が要求される吊り編み職人も、現在では数えるほどの人数です。

10年以上着てもへたらず、尚且つ着心地が良いTシャツになります。


NO:SP-018
ITEM:先行予約
COLOR:BE/BG/BK
SIZE:S/M/L/XL
PRICE:¥8,640(税込み)

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